田舎にお住まいのオトナ女子の皆さま、田舎って何にもないなあなんて飽き飽きしていませんか?
今回は、東京に10年住み、30歳を機に生まれ故郷の徳島に戻った筆者が、田舎でのスローライフを提案します!
田舎にあって、都会にないもの
それは、なんといっても「時間」でしょう。
都会はとにかく慌ただしく時が流れます。
仕事中も時間に追われスピード勝負、終わらない仕事に残業続き、1時間弱かけて電車に揺られて帰宅しても後は寝るだけ……
それに比べて田舎は、仕事中であっても穏やかに時が流れていますよね。
この時間の流れの穏やかさは田舎ならではのものです。
車って最高!
田舎暮らしに欠かせないもの、それは車です。
公共交通機関がないのですから、仕方ありません。
でも、考えてみれば車って贅沢な移動手段です。
車に乗ればたちまちそこはプライベート空間。何をしたっていいのです。
都会は駐車場料金が高いため、ほとんどの人が車を持てません。
車を持つということは、田舎に住む人だけの特権なのです!
1人キャンプなんてしてみない?
車と自然があるというところが、都会と田舎の大きな違いでしょう。
都会には遊ぶスポットはたくさんあるように見えるかもしれませんが、大して田舎と変わりません。
都会では難しく、田舎ならではの遊び、それはグランピングです。
必要最低限の荷物を詰め込んで、お気に入りの場所で過ごすなんて最高の週末だと思いませんか。
最近ではワンタッチで設置ができる一人用テントもありますし、車中泊でもいいでしょう。
焚火の炎に照らされながら読書をするなんて、都会では考えられない贅沢な時間です。
誰にも邪魔されず、1人だけの時間を堪能できます。
欲しいものは通販で手に入るから、不便さはあまり感じない
イマドキ、通販で買えないものはありません。
現物を見て買うことは難しいかもしれませんが、欲しいものの情報を得て欲しいものを手に入れることはぐっと簡単になりました。
SNSなどで、最新情報へのアンテナを張っていれば、どこで暮らしていようが変わりはありません。
拘りがある人は海外製品を個人輸入しますが、そんなのは日本のどこに住んでいようが全く関係ありませんよね。
穏やかな時間がくれた、自分自身を見つけるということ
東京を離れて感じたのは、この穏やかな場所では自分自身のことに目を向ける時間に恵まれているということです。
日々に追われ、人間付き合いに辟易していた筆者は、地元に帰ってきて昔馴染みのおばあちゃんたちと一言二言交わす時間がくれる安らぎに驚きました。
友人と飲み歩いていた夜の時間を、勉強に充ててみると、学ぶことは面白いのだと気付くこともできたのです。
それだけではありません。
コンビニごはんが当たり前だった生活は、すっかり自炊生活に切り替わりました。
家族の世話をしなければいけない面倒さはありますが、今日何を食べてもらおうかと考えながら料理をすることは楽しいことだと知りました。
実家の庭の片隅で花を育てたり、祖母が育てた家庭菜園を一緒に収穫したりして、毎日を過ごしています。
何気ない毎日を、特別な毎日にすること。
東京ではできなかった丁寧な暮らしを、徳島という穏やかな土地が教えてくれました。
田舎暮らしも、そんなに悪いものじゃありません。
故郷に帰ろうかな、と迷っている人は、お試しで長期帰省してみるのもいいかもしれません。
何もない田舎には、豊かな暮らしが待っています!