ボトックスで般若顔!? 何が起きているのでしょう……??
ボトックスは神経の動きを抑える注射。
うまく使うとすごく便利なものです。
例えば脇の汗をものすごく減らしたり、目の横のシワ(カラスの足跡?)を寄らなくさせたり。
1シーズンほどで効果は切れてしまいますが、強い能力の持ち主です。
ボトックスは眉間の縦ジワに効果バツグン!
そんな中、「眉間の縦ジワを寄らなくさせる」もよく使われるボトックスの用途です。
縦ジワが深く刻まれると、なんとなく意地悪な印象に見えてしまいます。
深くなる前にボトックスを繰り返して、強く刻まれるのを防ぐのは常套手段です。
特にいつもしかめっ面をしている人なんかには、ボトックスをおすすめします!
でもボトックスは打つ位置を考えないと……
でもこのボトックス、注射を打つ位置がけっこう重要になってきます。
表情を作る筋肉の一部だけ止めてしまったり、止まってはいけないところを止めてしまうと、妙な顔つきになってしまうのです。
眉間の場合、眉間のシワ部分周囲だけにボトックスを注射すると、眉毛の外側が吊り上がって、人によっては「般若」のように見える時があります。
眉間部分だけでなく眉の上にボトックスを注射することで防ぐことができるのですが、いまだにこういった打ち方を行っているところもあるようで……
逆ㇵの字で般若になるなんて避けたいですよね。
恐ろしい顔つきなんてなりたくない!
ただこれはまだいい方です。
この場合は追加で眉上のうまい場所にボトックスを打ってあげれば、般若から解除されるからです。
ボトックスでもっと悲惨なケースも!?
悲惨なのは、おでこのシワをとるためにボトックスを打ったら目が開かなくなってしまうとき。
目の開きが弱い人だと眉毛を上げて目を開くのを補助しているので(そのせいでおでこにしわが寄る!)ボトックスでおでこの筋肉の動きを止めると、目がものすごく重くなってしまうのです。
目が開かないくらい重い、なんてなると日常生活がずいぶんつらいものになってしまいます。
あとは目の下のシワにボトックスを打って顔が引きつってしまうというのもかなり厳しい。
目の横ならいいのですが、目の下中央あたりはボトックスを打ってしまうと、笑った時にけっこう引きつった顔になってしまいます。
ここに注射すると、みんな同じような引きつり笑いになってしまう!!
目が重いのも、引きつった顔になるのも3か月ほどすれば治ってくるのですが、その間だいぶ苦しい。
その何か月かは、ものすごく長く感じることと思います。
ボトックスの効果を短くする、弱くするという注射(アセチルコリン塩化物)もあるのですが、効果としては何ともいえない。
あまり効かないというケースが多かったり、注射の際に変な痛みがあったり、なかなか難しい薬剤です。
何よりの対策は変な部分に注射しないこと! それに尽きます。
たかがボトックス、でもされどボトックス、あなどることはできません!
でもきちんと考えながら注射をしてもらえれば、すごく効果のあるもの。
注射だけなので「プチ整形=簡単」なイメージかもですが、信頼できる施設を探すのはすっごく重要です!
追伸 般若と言えば、寺門ジモンさんの般若の面の真似は最高です。
是非調べてみて下さい笑