突然ですが、万が一避妊できなかった場合、頭が真っ白になりますよね。
そんなことないに越したことはありませんが、対処法は知っておいた方がいいでしょう。
アフターピルって何?
アフターピルは万一、避妊を失敗した時の為の緊急用ピルです。
女性が"やむを得ず"避妊に失敗した際に、ホルモン避妊薬を服用することで、妊娠を回避する 事が出来る方法です!
1998年9月に「緊急避妊薬」(アフターピル)として、米国食品医薬品局が安全かつ効果的として、使用を承認しました。
アフターピルは性行為後72時間以内に服用し、その12時間後に2回目の服用をします。
アフターピルをもらうには?
アフターピルは医師による処方が必要となるので、近くの婦人科を調べてアフターピルを処方しているか確認しましょう。
また病院によって価格も違ってくるので、日頃からいくつか病院を把握しておくのもいいかもしれません。
アフターピルの服用方法
アフターピルは性行為後、72時間以内にできるだけ速やかに2錠服用し、その12時間後に更に2錠服用します。
2錠服用 → 12時間後 → 2錠服用
※ 服用時間の誤差は前後1時間以内にしましょう
※ その他の薬を一緒に服用しても大丈夫です
※ 後遺症が生じたり、将来、体や妊娠などに影響することはありません
どういう仕組み?
受精卵の子宮内膜への着床防止や排卵遅延などを起こすことによって、妊娠を回避すると考えられています。
避妊効果はどのくらい?
だいたい80%は避妊できるみたいですが、100%ではないので性交渉の時はお互い気をつけましょう!
副作用はないの?
多少、吐き気が出現する可能性があります。
吐き気防止の薬を処方してくれる病院もありますが完全には防止できないことも……。
もし服用後2時間以内に吐いてしまった場合、同量のピルを再度服用することが必要となります。
吐いてしまったらすぐに病院に電話しましょう。
再度服用してもまた吐いてしまう事があるかもしれません。
服用後2時間以内は吐かないように頑張りましょう。
(服用後2時間以降のおう吐は問題ないと言われています。)
また、不整出血が出る場合もあります。
仮に妊娠早期に、このピルを服用しても胎児の奇形性に影響は与えないと考えられています。
使用する時の注意点!
①心配だからということで、ピルを増量したり、他の薬剤を自らの判断で使用するのはやめましょう。
② 最初のアフターピルの服用時間が、性行為後72時間を超えないよう注意しましょう!
③アフターピルの服用したからといって”その後の妊娠の心配はないだろう”という考えはダメです!
次の生理が来るまでは、コンドームを使ってしっかりと避妊しましょう。
④アフタービルの服用により 生理がすぐに始まる訳ではないです。
⑤ 生理予定日よりも1週間以上生理が遅れるようでしたら、産婦人科を受診してみましょう。
まとめ
友人が一度そういう状況になって調べたら、アフターピルという薬にいきついたのが筆者とアフターピルの最初の出会いでした。
いざという時はとても強い味方です。ただアフターピルは安くはないので避妊はしっかりしましょう!