③交際からの盛り上がり
交際をして最初の頃は「この人しかいない」と感じます。
付き合い始めて最初は相手の性格など理解できていません。なのでふとした事で男女のどちらかが不安になることがありますが、その不安がふたりの気持ちをさらに盛り上げていきます。
告白をすることなく付き合っている、という場合もありますが、「お付き合いしてください」という約束を口に出して交わした方が、お互いふたりの仲をより明確に認識できて、安心や信頼も生まれやすくなります。
できる限り告白や宣言をしてから付き合う方が良いそうです。
④お付き合いした後の男性の気持ち
お付き合いが決まり、一見すると絶好調の時期ですが、この時期から男性の気持ちが下降気味になってきます。それは“交際している”というはっきりとした関係(告白に対して”付き合う”の答え)があると、男性はそれだけで安心してしまう傾向があります。
⑤お付き合いした後の女性の気持ち
交際が始まり男性の気持ちの盛り上がりが徐々に下がっていく頃、ここでついに女性と男性の気持ちの盛り上がり度合いが逆転し、差が開き始め、盛り上がりの差が明確に出てきます。
付き合いだしてしばらくの間は女性の方がより愛情を求めるそうです。
男性に比べ女性の方が気持ちの盛り上がり方が遅く、盛り下がるのにも時間が長くかかるのです。
そして、この男女のギャップが女性を不安にさせます。
「前は彼の方が好きって言ってくれてたのに…」「付き合う前はもっと優しかったのに…」といった事を感じ、男性の愛情に対して不安を感じて行きます。
「LINEの返事が来ない」と悩んだり、彼の愛情をついつい試してしまうのもこの時期なのです。
ここで、注意しておきたいのは”気持ちの盛り上がり=愛情の大きさ”というわけではない、ということです。
気持ちの盛り上がりは短期的に急上昇しがちですが、愛情は様々な出来事や要素で構成されています。
“性的な愛情”もあれば、”思いやりの愛情”や、”相手のために何かしたいという愛情” ”寄り添ってくれる愛情”もあるのです。
⑥安定している二人の関係
女性が不安期を乗り越える事により、女性も徐々に気持ちの盛り上がりが落ち着き、お互いに普段の自分を出せるようになります。
お互いが相手の言うことに耳を傾け、相手を思いやり行動している自分が好きになっていたり。自分の伝えたいことも、相手に伝わるように言えるようになります。
このように、お互いが相手のことを「知らないうちに」思いやっているという”愛情の基盤”が築けている状態になります。
相手の言うことを受け入れ、自分の事もしっかりと伝えている状態のとき、幸せで穏やかな愛情が2人に生まれます。
しかし、どちらか一方が意見を通したり、わがままを言ったり、相手のことを受け入れられない状態の場合は、心の負担から自然消滅となったり、ケンカ別れになってしまったりします。
頑張れば改善できる場合もありますが、そもそも相性が悪い場合もあり、頑張るより諦めた方が良い結果が生まれる場合もあります。
このように、男女の気持ちは時間と共に変化していきます。
今抱えている不安は、男性との気持ちの盛り上がり方の違いのせいかもしれません。
今の状況を冷静に把握して、注意しておきたい点を把握しておけば、恋人関係が長続きしやすくなるかもしれません。
ぜひ自分は今どの段階なのか、確認してみてはいかがでしょうか。