先日、高知県にある酒造メーカー「菊正宗」が「アルコール77」を製造販売すると発表しました。
これの何が一体すごいことなのか、調べてみました!
「アルコール77」の秘密
「アルコール77」はお酒である(お酒じゃない)
薬用アルコールは許可がないと作れません。しかも販売経路もまるで違っています。
ですから、この「アルコール77」は医薬品ではありません。
ですが、この「アルコール77」は限りなく消毒用アルコールに近い成分で作られています。
消毒用として使っても問題ないんじゃない?!
あくまで、菊正宗は「高濃度スピリッツ」として「アルコール77」を販売します。
消毒用アルコールと同等のアルコールを含んでいますが、消毒や除菌を目的に作られたものではありません。
2018年7月の豪雨被害の際に受けた支援への恩返し
現在、新型コロナウィルスの爆発的流行により、マスクだけでなく、消毒用アルコールも品薄状態が続いています。
そんな中での、菊正宗と政府の粋な計らい。
大変な時だからこその助け合いの気持ちが嬉しいですね。
メキシコのコロナビールも、ビールの製造を中止
メキシコの酒造メーカーグルポ・モデロ社は、コロナビールの生産を一時停止すると発表しました。
メキシコ政府は、必要不可欠ではない産業は活動を延期すべきとし、それに従った形になります。
では、コロナビールの生産をやめてどうするのかというと……
ビールの生産過程でできるアルコールを使った殺菌ジェルを寄付するそう。
一人一人の思いやりで、世界的危機は乗り切れる
日々増えていく感染者と死亡者。
ですが、イタリアではピークを過ぎたとの一報も入りました。
インフルエンザ薬アビガンの治験が全世界で始まるなど、人類は新型コロナウィルスに勝つために懸命に努力をしています。
春のうららかな日差しの中、仕事はあるのに休日は外出自粛を強いられ、ストレスがたまる一方ですが、確実に前進していることを感じますね。
終息まで気を抜くことなく、全人類一丸となって新型コロナウィルスに立ち向かいましょう。