目がゴロゴロするなぁ。と思い鏡を見るとまぶたの縁にぷくっと何かできている時ありませんか?
あれはマイボーム腺が関係しているのです。
マイボーム腺とは?
まぶたの縁にある特殊な皮脂腺の一つで、目の涙液膜の蒸発を防ぎ、涙が頬にこぼれ落ちるのを防止し、閉じたまぶた内を気密にする働きを持つ油性物質(皮脂)を出してくれます。
実は、マイボーム腺がうまく働かないと、ドライアイや結膜炎、またいわゆる“ものもらい”になってしまうのです。
マイボーム腺梗塞とは?
まつ毛の生え際のフチ部分に白い?透明?なブツブツのようなものがあったら、それがマイボーム腺梗塞!
これはマイボーム腺の機能が低下して、分泌されている油分がマイボーム腺の穴を塞いでしまうことでなる症状なのです。
加齢によって分泌能力が落ちた高齢者に起こりやすいようですが、汚れているカラコンを使っていたり、メイクがきちんと落とせていなかったりすることで起きてしまうこともあります。
他にも脂っぽい食事・糖分を多くとっている方や、動物性の脂肪を多くとっている方は要注意です!!
それが原因で皮脂の質が悪くなり、マイボーム腺から分泌される皮脂が固まりやすくなってしまうことがあるようです。
マイボーム腺梗塞になったらどうすれば
マイボーム腺梗塞を防ぐには、マイボーム腺に溜まった余分な皮脂を落とす必要があり、優しく洗ってあげたり、マッサージしてあげたりすると落とすことができます。
他のケア方法として、蒸しタオルなどで目の周辺を温めるのも効果的で、マイボーム腺から分泌されているのは皮脂ですから、温めると固まった脂が溶け出して落としやすくなります。
蒸しタオルを作り、数分間まぶたの上からあてて休んでみましょう!
「蒸気でアイマスク」は手軽で簡単なのでオススメです!
マイボーム腺梗塞になってしまうと、しばらくはカラコンの使用やメイクを控えた方がいいかもしれません。
そのままカラコンを使用したりメイクをし続けていると炎症を起こしやすくなり、ひどくなると手術で切開して膿を出さなければいけないという大事になってしまう恐れも出てきますので注意が必要です。
上記の方法でも治らなければ、眼科で診察を受けましょう。
自分を守るのは自分ですよ!
まとめ
筆者はドライアイの為、昔から良くなっていて爪で取っていました(本当はだめ!)よくよく調べると、固まった油なんですね。
それを知ってから温めて対処するようになりました。
「蒸気でアイマスク」をして寝るとすぐに寝れるし、油も溶けるので一石二鳥ですね!!