歯並びがそろうと、見た目の印象がより良くなるだけではなく、口腔内の環境や体全体にも良い影響があります。
ただ、長期戦なのでしっかりと計画を立てて矯正していきましょう!
メリット
コンプレックス
歯列矯正によるもっとも大きなメリットは、歯並びが悪いというコンプレックスから解放され、ストレスが解消されます。
噛み合わせ
歯の位置がずれていることによる噛み合わせの悪さが解消します。
噛み合わせが整うと、左右の歯でしっかりと咀嚼することができるようになり、その結果、胃腸など消化器官への負担も減らすことができます。
特定の歯だけに強い力が加わることがなくなり、歯ぎしりをしなくなったというケースもあります。
虫歯になりにくくなる
歯列がそろうと、歯磨きやデンタルフロスがしやすくなり、歯の間に食べたものが詰まりにくくなり、詰まっても歯磨きで簡単に落とせるようになるので、虫歯や歯周病のリスクが低減します。
口腔内が清潔に保てることから、口臭の改善も期待できます。
体全体のバランスが良くなる
歯並びや噛み合わせが良くないと、頭がい骨のバランスが崩れ、そのバランスの悪さを取り戻そうとして体のあちこちに負担がかかります。
そのことが、頭痛、肩こり、めまいなどの症状を引き起こすことがあり、なかには、ひどい腰痛の原因が噛み合わせの悪さだったという事例もあるほどです。歯列矯正によって体全体のバランスが整うと、体のさまざまな不調が解消されるケースも。
体が健康になる
矯正によってきちんと咀嚼できるようになると、表情筋が活発に使われるようになり、顔の左右差やほうれい線、シワの改善などが期待できます。見た目が整ってくると、自然と笑顔が増えます。
人は笑顔になると表情筋からの信号によって副交感神経が優位になります。
そしてしっかりと咀嚼しあごを動かすことは、唾液の分泌を促し、脳に刺激を与え、唾液は消化を助けるだけでなく、免疫力アップにも役立つといわれています。
脳内の血流が増えると神経活動が活発になり、脳全体が活性化するとも考えられていて、歯科矯正することで、見た目も、体の内側も、より健康に若々しくなることが期待できるというわけです!!
矯正の種類
ブラケット矯正
矯正する歯のひとつひとつに「ブラケット」という小さな器具を取り付けます。この器具はワイヤーを通して固定させるためのものです。ブラケットに通したワイヤーを少しずつ引っ張って歯列全体の形を整えていきます。最近は透明な素材のものが使われるようになり、見た目の悪さはだいぶ改善されています。
裏側ブラケット矯正
ブラケットの器具を、歯の外側でなく、裏側(舌側)に装着する方法です。
見た目には矯正していることが分かりにくいですが、技術的には難しく、費用も高めになることが多いようです。
マウスピース矯正
マウスピースという、取り外し可能な器具を使った方法です。多少のズレを直すようなときに使われることが多く、ひどい乱ぐい歯や出っ歯といった、大きな移動が必要なケースにはあまり使われません。
セラミック矯正
主に歯の見た目をより美しく整えるために行う矯正方法です。既存の歯に白いセラミックをかぶせて白い歯に見せたり、かぶせるセラミックの形を整えて噛み合わせを改善したりするような場合に用いる方法です。
まとめ
大人の歯は、子どもの歯と比べて、かなり痛みを伴います。
そして、費用も安くないので、メリットデメリットを考え、矯正していきましょう!!