その5:豊かなキャラクター性
シリーズ初期の主要キャラクターは9人です。
この9人はそれぞれ、光、闇、風、水、炎、夢、鋼、緑、地の力を司っています。
外見はもちろんですが、性格や年齢もバリエーションが豊かです。
また、アンジェリークの世界では、惑星によって文明の発達具合や文化が異なるので、中世貴族のようなキャラクターもいれば、近未来的なキャラクターも存在します。
彼らは皆、現在の全てを捨てて守護聖になりました。
それぞれが葛藤や心の傷を抱え、守護聖として生きています。
ドラマCDやマンガなどのメディアミクスなどにも描かれる豊かなキャラクター性が、アンジェリークに更なる深みを出しているのです。
その6:キャラクターの闇を描ききっているところ
守護聖はいわば「神様」です。
単純に「神様」である彼らを描けばいいところを、"アンジェリーク"では人間味豊かに描いています。
「なりたくてなった訳じゃない」、「力を失った時わたしは孤独だ」、「自分たちはただの器でしかない」など、彼らは苦悩しながら、宇宙の為にその身を捧げているのです。
その苦悩を知ることで、一層守護聖様への愛が深まっていきます。
その7:守護聖という気高い存在に恋をするということ
実は、"アンジェリーク"のゲームシステム自体はとても単純なのです。
シリーズ当初はノベルゲームでもなく、育成ゲームち近い様相を呈しています。
ですから、あなたがアンジェリークの魅力を知るのは、ドラマCDや漫画などを見てからでしょう。
もしくは、「アンジェリーク 天空の鎮魂歌(レクイエム)」や「アンジェリークトロワ」
をプレイした時でしょう。
その気高さに、あなたの背筋もすっと伸びるはず。
その8:キャラクターソングだってとっても素敵!
"アンジェリーク"はキャラクターソングの祖に近いものがあります。
今から20年前からキャラクターソングをリリースしていました。その頃キャラクターソングは今ほど主流ではなく、歌を歌うキャラクターといえば「マクロス」くらいなものでした。
"アンジェリーク"では、その時の流行のメロディにキャラクター性を表わす歌詞を乗せて、次々に発表して行きました。
中には、新潟県中越地震へ復興の願いが込められた歌も存在しています。
ソロ曲は恋愛ソングが多いのですが、複数人で歌うものは背中を押してくれる歌詞が多く、心を打たれます。
その9:甘すぎる恋ができるのは"アンジェリーク"だけ!
甘い恋なんて、現実だと胸焼けしそう。
「俺だけのものになれ」なんて※ただしイケメンに限る ですよね。
とはいえ、激甘シチュエーションに憧れる乙女は多いはず!
その憧れを現実にしてくれるのは、圧倒的"アンジェリーク"パワー。
その告白は現実を超越した激甘さ!
でもそれが違和感なく嫌味がないのは、守護聖様が神話から出てきたみたいに完璧な人だから。
守護聖様に「この命捧げよう」なんて言われたら、あなたはもうアンジェリーク沼から抜け出せなくなっているはず。
その10:守護聖様は永遠であるということ
あなたの好きな恋愛ゲームのシリーズが打ち止めになったら、あなたはどうしますか?
大抵は最後のシリーズで結婚し、その後は想像にお任せ、ではないでしょうか。
確かに、それも美しい一つの終焉です。
しかし、アンジェリークは一味違います。
守護聖様は「聖地」という外界から隔絶された場所で暮らしています。
この宇宙の平和を見守りながら、数百年という時を行き続けていくのです。
アンジェリークには、「結婚」という終わりはありません。
ただ、「約束」があるのです。
そして、「いつも見守っている」と言うのです。
アンジェリークは、例えシリーズの新作がリリースされなくとも、物語に続きがなくても、守護聖様は聖地からあなたを見守っているのです。
物語の終わりはそういうことなのだと、守護聖とはそういう存在なのだと、あなたは既に教えられているのです。
新作がなくても、信じること、感じることができます。
今はできなくても、"アンジェリーク"を知っていくと、そう感じるようになるのです。
一陣の風や、太陽の煌きに、夜の闇に、あなたは守護聖様の存在を見るでしょう。
"アンジェリーク"のイベントでは「いつかまた会おう。いつも見守っている」とよく言ってくれます。
それが、「嘘」ではない世界を構築しているのです。
"アンジェリーク"を知った時、あなたの目には「もう一つの宇宙」が見えているでしょう。
やっぱりフロンティアは凄い
何事も、開拓者というものはすごいものです。
恋愛ゲームが溢れる今だからこそ、恋愛ゲームの原点に戻って、ときめいてみませんか?