なんとサーモンは栄養の塊!アンチエイジングフードとして大注目されています。今回はサーモンのホイル焼きの作り方と共に栄養素も勉強していきましょう!
サーモンとは?
日本で鮭と言えば、シロサケのことです。日本の川で卵からふ化した稚魚は、海を目指して川を下り、遠く離れたオホーツク海やベーリング海、アラスカを回遊し、4~6年経つと産卵のために、生まれた川へと戻ってきます。よくニュースで特集されたりしてますよね!
サーモンの種類
①トラウトサーモン:海で養殖されたニジマスの一種です。お刺身でよく食べられています。
②ニジマス:養殖がしやすく、燻製や鱒寿司などに使用されています。
③シロサケ:日本で食べられてる一般的なサーモンです。塩鮭や新巻鮭、鮭フレークとしても使用されています。
④アトランティックサーモン:脂がのっていて、刺身や切身で販売されている事が多いです。
⑤カラフトマス:身が柔らかくよく鮭の缶詰に使用されています。
サーモンは白身??!
魚は、体内の血色素「ミオグロビン」の含有量によって、赤身魚と白身魚に分類されます。サーモンは、サーモンピンクといわれるように赤みがかった色をしていることから、赤身魚と間違われることが多いが、実は白身魚です。鯛や平目、カレイなどの淡泊な白身魚に比べると、鮭は白身魚でありながら、脂がのって旨味が強いことから人気がとても高いです。回転寿司でもサーモンは大人にも子供にも人気のイメージです
サーモンの栄養素
まずサーモンの栄養素をご説明していきましょう。
最近鏡を見て肌の衰えに驚愕していませんか? そんな時に体内から綺麗にしてくれるサーモンです。
健康によく低カロリー、老化予防にもなるスーパーアンチエイジングフードです。サーモンの主な栄養成分はタンパク質です。消化吸収がよく美肌効果の高いアスタキチンサンやDHA・EPAも豊富に含んでいます。
アスタキサンチン
男性のシミの原因は、日焼けのほかに、睡眠不足やタバコ、飲食による生活習慣が原因であることが多いです。そこで、積極的にとりたいのが、鮭の赤い色素成分のアスタキサンチン。美肌成分として名高い、ビタミンCと比べて、6000倍もの強力な抗酸化作用があり、シミの原因になる活性酵素を除去してくれると言われています。美肌効果だけでなく、発がん予防や糖尿病の予防、眼精疲労の解消などにも効果的とされています。アスタキサンチンは、鮭の中でも、赤みの強い紅鮭に多く含まれ、イクラからも摂取できるそうです。
DHA・EPA
鮭には、DHA(ドコサヘキサエン酸)と、EPA(エイコサペンタエン酸)という脂肪酸が豊富です。DHAは、子どもの脳神経の発達を助け、記憶力や学習能力を高める効果があると言われています。
EPAは、血液さらさら成分。脳血栓や心筋梗塞を予防してくれる上、血中コレステロールや血圧、血糖値を下げると言われています。DHAもEPAも、親子で一緒に摂りたい栄養成分ですね。
ビタミン類
鮭はダイエット食に最適と言われています。その理由は、ビタミンが豊富だから。ビタミンB1は糖質の代謝を促し、ビタミンB2は脂質の代謝を助けて、体内の糖と脂質を燃やしてくれる効果があるとされています。さらにビタミンAは、胃腸や気管支の調子を整え、ビタミンDは、骨粗鬆症を予防すると言われています。
サーモンホイル焼きの作り方
材料
生鮭・きのこ・バター・塩胡椒・酒
①鮭は皮を削ぎとり、両面に塩をふり酒をまわしかけそのまま10分間置いておき、その後キッチンペーパーで水分を拭き取る
②アルミホイルに鮭・きのこ・塩胡椒・バターを入れふんわりと口を閉じます
③そのままトースターで15分~20分焼いてください
④完成です!
まとめ
思った以上に手軽なサーモンのホイル焼き! ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?