突然ですが、巣鴨に行ったことありますか?
巣鴨のイメージって、ダントツで「お年寄りの原宿」ではないでしょうか?
若い人が行っても楽しくないんじゃ……?
私もそう思っていました。
でも、巣鴨って実は名店が多くて、デートにピッタリの場所なんです!
今回は、春爛漫デートで行くべき巣鴨スポットをご紹介します。
巣鴨ってどんなところ?
巣鴨は、池袋から2駅・豊島区にあります。
駅前の商店街はいつも人で賑わっていますが、商店街を抜けると閑静な住宅街が広がっています。
東京大学の学生寮もあるんですよ。
巣鴨といえば、地蔵通り商店街で食べ歩き!
巣鴨駅を出て徒歩2分ほどにある地蔵通り商店街は、休日ともなれば多くの人で賑わっています。
巣鴨の商店街にはたくさんのベンチが設置されているので、座って食べることができますよ。
・おいもやさん
「おいもやさん」はその名前の通り、さつまいもスイーツの専門店。
ラインナップは、大学芋とスイートポテトと芋ようかんと芋かりんとうのみ!
なんとも潔い商売ですね!笑
大学芋は、「小町」「さつま」「みやび」「あずま」というサツマイモを使用しています。
季節によって店頭に並ぶサツマイモの種類が変わるようです。
・塩大福 みずの
「元祖」を名乗る塩大福屋が乱立する巣鴨ですが、ここ「みずの」は間違いなく名店です。
塩大福と、桜餅をいただきました。
塩大福は塩がきいていて甘すぎない餡が特徴的です。
生地は大福というよりは、お餅に近いしっかりとした食感です。
桜餅は関東では珍しい桜道明寺。桜の葉の塩漬けの味がとてもよかったです。
また、この桜餅はこしあんなので、粒あんが苦手という人にもおススメ。
ランチはここで決まり! 大人気カレーうどん屋さん
本格的にお腹が減ったら、古奈屋でカレーうどんを堪能しましょう!
古奈屋の店の前は行列ができますが、おうどん屋さんなのでそんなに待たずに入ることができます。
イチオシは、こちらの「天使の海老カレーうどん」。
天使の海老とは、ニューカレドニア産の養殖エビのことです。
正式名称は「パラダイス・プロン」、世界最高品質と言われている品種です。
ニューカレドニアが「天国に一番近い島」と呼ばれることから、このようなブランド名・商品名で呼ばれるようになったそうです。
髭が長く大きさは約16~17cmとビッグサイズです。
殻は薄いのでまるごと食べることができます。
カレールーは甘みがありこっくりしているのに、くどすぎずさっぱりしているので、いくらでもスープが飲めちゃいます!
レモンゼリーがついてくるので、後味さっぱりです。
とげぬき地蔵でお参りをしましょう
古奈屋で腹ごしらえがすんだら、おとなりのとげぬき地蔵にお参りに行きましょう。
とげぬき地蔵には、悪いところに水を掛けると治ると言われているお地蔵さんがあり、常に列ができています。
せっかくですので、お参りの後はお地蔵さんにもお参りしましょう。
「赤いパンツ」で有名なお店も、ここ巣鴨に。笑
還暦のお祝いとして一躍有名になった「赤いパンツ」は、ここ巣鴨で手に入ります。
メンズ用だけでなく、レディース用や、キャラクターとのコラボ商品もありました。
お父さんやお母さんの還暦祝いに、いいかもしれません。
巣鴨のゆるキャラ、「すがもん」をお忘れなく!
巣鴨のカモのキャラクター、すがもん。
カモというよりアヒルに見えなくもないですが……
タイミングが良ければ、歩いているすがもんに会うことができます。
地蔵通り商店街の入り口には「すがもんのおしり」が設置されています。
ぬいぐるみでもなく、ビーズクッションでもなく、なんとも言えない触り心地なので、ぜひ触ってきてくださいね!
1両編成が可愛い都電荒川線
地蔵通り商店街を進むと、都電荒川線の「庚申塚駅」にたどり着きます。
都電荒川線は東京に残る唯一の都電で、三ノ輪橋から早稲田間を結ぶ電車なのですが、東京ではとっても珍しい1両編成です。
「東京さくらトラム」という愛称で、地域の人から親しまれています。
車両自体もレトロで可愛いですよね。
巣鴨へ来る際に、利用してみてもいいかもしれません。
ちょっと足を延ばして、庭園散歩!
巣鴨から徒歩10分ほどで、隣駅の駒込に到着します。
駒込といえば、「六義園」と「旧古川庭園」でしょう。
時期によりますが、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな庭園でのんびりお散歩なんて、素敵ですね。
旧古川庭園の景色です。
どこから撮ってもビルが写りこみます。都会の真ん中に、こんな静謐な庭園があることが凄いですよね。
旧古川庭園にはバラ園があり、薔薇の時期になると大変賑わいます。
お年寄りだけじゃなかった! 若い人でも楽しめる巣鴨散策!
巣鴨は全体の年齢層が高いので、落ち着いた空気が流れています。
しかしながら、食の名店が立ち並んでいるので、食べ歩きやお散歩には最適です。
また、旧古川庭園内のサロンはとってもラグジュアリーで気品あふれる空間。
撮影NGの為写真では紹介できないので、ぜひご自身で訪れて空間を楽しんでくださいね。