美容に関心がある人なら、絶対に聞いたことがあると言っても過言ではない「カッサ」。
カッサというのは、韓国発の美容アイテムですが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。
カッサとは
手軽に足のむくみとりや小顔ケアをしたい時に、便利なのが”かっさ”。
かっさは皮膚をこすってマッサージをするなめらかなプレートで、東洋医学のかっさ療法から始まったケア方法です。
美容にも健康にも良いと言われており、特にむくみや循環の停滞が気になる時に効果が期待できrそうです。
カッサの使い方
かっさはステンレスや天然石、陶器などで作られたプレートの事です。
プレートを肌に直接滑らせてマッサージするのが基本の使い方です。
マッサージオイルをつける
かっさを使う時には、肌の摩擦を抑えるためにマッサージオイルをつけて行うことが基本になります。
マッサージオイルをつけることで、プレートの滑りを良くして肌にダメージを与えないようにマッサージを行えます。
かっさマッサージは、プレートを肌に当てて滑らせたり、カーブしている先を肌に押し当てたりして、刺激を与えるというものです。
かっさは硬い石や陶器などで出来たプレートなので、直接肌をこすると肌の表面を傷つけて、シミやシワなどの原因になる可能性がありますので、かっさでマッサージを行う時には必ず潤滑油となるマッサージオイルをつけることが大切です!
内側から外側にマッサージ
かっさによるマッサージは、リンパや経絡を意識して行われます。
体の循環の道筋をなぞるようにかっさを滑らせることで、血液やリンパの流れをサポートして、循環を改善するのがかっさの目的です。
そのため、かっさの動きは体の循環に合わせて、内側から外側へ流すようにします。
東洋医学の考え方では、「気」「血」というエネルギーや代謝物質の通り道を「経絡」と呼んでいます。この流れが滞らないように、経絡のつまりをほぐして循環を良くするのがかっさマッサージです。
基本は内から外、上から下に経絡に沿って流します。
ただし、マッサージの部位によっては下から上へとこすることもあります。
そのため、実際に行う際は、部位ごとに流す方向を再確認しましょう。
カッサの注意点
食後は避けましょう
かっさを行うことで血行促進が始まり、体内の循環がアップして老廃物などが流れやすくなります。しかし、食後に全身の血行が良くなると、消化器官が十分に血液を得られず、消化ができなくなる恐れがあるのです。
本来、食後は消化のために血液が消化器官に集まります。
しかし、血流アップで全身に血液が分散されると、消化器官へ集まる血液が減り、その結果消化不良が起こりやすくなります。
消化不良で胃もたれや下痢が起こることもあるため、かっさマッサージをするなら、食後30分から2時間程度時間をあけることが必要です。
施術後は必ず水分補給!
かっさマッサージを行うと、血流やリンパの流れが良くなって、老廃物などが排出されやすくなります。
そこでかっさマッサージの後には排出をサポートするために積極的に水分補給すると良いでしょう。
水分補給を行うことで、リンパ液の量が増えて老廃物を押し流しやすくなり、より高いマッサージ効果が期待できます。
体を冷やさないように、冷たすぎない水やぬるま湯などを飲んでおくのがおすすめです。
マッサージの後だけでなく、マッサージ前にもコップ1杯程度の水を飲んでおくと良いでしょう。
体調悪い時はNG!
かっさマッサージは、血流やリンパの流れを促進して、老廃物を流す効果で美容や健康に良い影響を与えてくれます。
しかし、体調がすぐれない時には、かっさマッサージは避けた方が良さそうです。体調が悪い時にかっさを行うと肌や体に負担がかかり過ぎてしまう恐れがあります。
発熱時などにはかっさはお休みして、健康が回復してから始めましょう。
ケガをしている時なども同様に治るまでお休み期間が必要です。また、持病の種類によってはセルフケアでのかっさマッサージはおすすめできないことがあります。
妊娠中もNG!!
かっさマッサージは、妊娠中の女性にもおすすめできません。
体調が変わりやすい妊娠中はかっさで体調不良を起こす恐れがあります。
また、肌もデリケートになっていることが多く、かっさプレートを使って肌をさするかっさマッサージが負担を与える原因になることも考えられます。
肌や体調のデリケートな妊娠中にはかっさの使用は控えましょう。
また、かっさではツボをゴリゴリとプッシュすることもありますが、ツボの中には子宮を刺激するものもあります。こうしたツボを刺激し過ぎるのも妊娠中は要注意です。
脚のかっさなどは妊婦さんのお腹を圧迫する姿勢を取ることもあるため、負担になる恐れがあります。
まとめ
YouTubeなどでも色々とカッサの使い方を、学べますがスクールなどもあるので本格的に習ってもいいかもしれませんね!