コラム

昔ばなし、あるクリニックでの驚愕のクレーム対応について

古今東西色々な美容外科が現れては消え、消えては現れ……
そんな中で私が聞いた小噺を一つ。
小噺といってもなんとも嫌なストーリーですが。

山手線の某駅にあった美容外科クリニック。
入居していたビルがなくなったため廃業となったクリニックですが、なくなるだいぶ前に譲渡されて全く違う人の経営する別のクリニックになっていました。
その代替わりする前の話なので、15年近く前の話でしょうか。

胸を大きくする=豊胸手術
もちろん聞いたことがありますよね。

では「ほうこう」手術は?

これはお尻を大きくする=豊尻手術です。
「ほうしり」、ではなく「ほうこう」と読むんです。
ヒップを大きくする手術で、大きくなれば多少垂れたお尻もアップする。
広く浸透しているわけではないが一定需要のある施術です。

シリコンを入れる施術がメインです。
ただ動く場所ですし、座る際に圧迫する力もかなり加わるし、実はけっこう難しい部位。
適当にシリコンを入れてもずれてしまったり、変な位置に固定されてしまったりが十分にあり得ます。

さてさて無くなった美容外科の話に戻しましょう。
そのクリニックで豊尻手術を受けた年配の患者さん。
垂れたお尻が気になって施術を受けることを決意。
しかしながら施術がずさんなのかなんなのか、シリコンが上がってきて固定してしまったそうです。
垂れた部分は垂れたまま、変なところが盛り上がり……
なんとも不格好な形に。

どうしたらよいのか、治してくれ、と伝えに経過観察の検診に行ったところ……
そのクリニックの院長が言った一言。
「そんな年で誰に見せんの!」

患者さんはそれを言われて、すごく恥ずかしくなってしまって何も言えなくなってしまい、そのまま帰ることとなってしまったそうです。

そうです、はずかしめてそれ以上クレームを言えない状態に持っていくという非道な技を使ったのです。
「そんな年にもなって」的な言葉を急に浴びせられて、「悔しさ」や「怒り」以上に恥ずかしくなってしまってそのクリニックにはもう足を運べず……
いろいろな感情が混じったうえで相当落ち込んでしまったという話ですがその後のことは聞いていません。
それにしても恐ろしいクレーム対応をする医者がいたものです。

SNSが発達した現代ではちょっとした発言が問題になってしまう等々、医療サイドも迂闊なことはできなくなってきています。
今はこんな無茶を言う医師、クリニックはなくなってきているとは思います。
でもいまだに絶対に謝らない・認めないという異常なプライドの医師、もしくは自分に対する認識が不足して自信満々の医師なんてのはいくらでも生息しています。
だからこそきちんと情報収集して少しでもそういった医師に出会う確率を低くしてくれれば、と思います。
この手の話は本当に後味の悪いものばかりですから。

 

PS  ちなみに某クリニックで糸を入れてヒップアップをする施術というのを行っていた医師がいたそうなのですが、一回座るだけで糸が切れて元に戻るという劣悪さですぐに止めてしまったとのことな。
ちょっと考えればやる前からわかるはずなんですけどね……
しかも糸が切れる前はものすごく皮膚がひきつれていたとか。
ゼロ点の施術とはこのこと!

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