伊勢神宮、みなさん行かれたことはありますか?
筆者は今度人生二度目の伊勢神宮に行ってまいります。
伊勢神宮には、どこに行っても味わえない独特の空気感があります。
とても空気が澄んでいて、もう一度訪れてみたいと思うのではないでしょうか?
今回は、伊勢神宮独特の参拝方法などを紹介したいと思います。
まず、伊勢路宮の概要を知ろう!
伊勢神宮の中心は、「内宮(ないくう)」と「外宮(げくう)」のふたつ。
通常は、”お伊勢詣り”というと、この内宮と外宮の二つを回ることとされています。
内宮のご祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)。
日本人の総氏神といわれる存在です。
外宮のご祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)。
天照大御神の食事をつかさどり、産業や食事に関する神様です。
この内宮・外宮を中心に、それぞれの別宮、摂社、末社、所管社と呼ばれる宮社があり、すべて合わせて125社の総称が、伊勢神宮と呼ばれています。
内宮・外宮に属する宮社のなかでも、「別宮」はそれぞれの分家のようなもので、内宮・外宮のご正宮に次いで、格が高い存在。
お伊勢詣りの際には、ぜひ一緒に訪れておきたいところです。
参拝するときに気をつけるポイント
1、参道の中央を歩くのはNG端を歩こう!そして鳥居の前では軽く一礼を。外宮では「左側通行」、内宮は「右側通行」が原則!!
2、外宮(げくう)→内宮(ないくう)の順番で。片方だけは縁起が悪い。
3、拝礼は、「二拝二拍手一拝」
4、内宮の正宮では、感謝を伝える場。個人的なお願いごとは、第一の別宮で。
5、参拝するときは服装にも気をつけよう。露出の多いものは男性女性共に避けましょう。女性はヒールをさけるべきかも。
まずは外宮(げくう)から参拝しよう
伊勢神宮では「外宮先祭(げくうせんさい)」と言う習わしがあり、祭事の多くは外宮から先に執り行われる事がほとんどです。
これに倣い、参拝においても外宮を先に参拝してから、内宮をお参りすべきであるとされています。
これは天照大御神自身が「祭りの際は豊受の神から先に詣でなさい」と言ったことに端を発するものでもあります。
外宮(げくう)の正しい参拝ルート
1、二見興玉神社でお祓いをする(時間があれば)
2、表参道火除橋
3、手水舎
4、第一鳥居から表参道
5、外宮の御正宮(豊受大神宮)
6、多賀宮
7、土宮
8、風宮
9、月夜見宮(宮域外別宮)
内宮(ないくう)の正しい参拝ルート
1、倭姫宮(宮域外別宮)
2、月読宮(宮域外別宮)
3、猿田彦神社
4、宇治橋
5、手水舎
6、第一鳥居
7、御手洗場(みたらしば)
8、瀧祭神
9、第二鳥居
10、内宮・御正宮(天照大御神)
11、御稲御倉
12、荒祭宮(別宮)
13、風日祈宮(別宮)
14、神楽殿
15、参集殿
16、子安神社(大山祇神社)
特別参拝なるものがある!
通常の参拝であれば、「御幌(みとばり)」と呼ばれる白い布の前までしか行けません。
しかし、”ある事”をすると、「御垣内(みかきうち)」と呼ばれる「白い布の奥」へ入って参拝することができます。
これが通称特別参拝と言われています。
その”ある事”というのが、定められた金額の初穂料を納めることです。
初穂料の金額によって入れる場所も変わってきます。
2000円~外玉垣南御門の内側まで
10万円~中重御鳥居まで
100万円~ 内玉垣南御門外まで(ちなみに皇太子様もここまでしかいけません。その先は天皇陛下のみ入ることが許されています。)
まとめ
人生で1度は行った方がよい場所です。交通の便はとても不便ですが行く価値しかありません。
ぜひ来年は伊勢神宮へ行ってみては?