前編では、栄二郎さんにバンドの話を中心に伺いました。
後編では、彼のコンプレックスや美容整形について、踏み込んだお話を伺っていきたいと思います。
メイクはコンプレックスを隠す為にする場合もありますが、栄二郎さんは整った顔立ちですし、顔のコンプレックスはなさそうですよね。
ありますよ!!めちゃめちゃありますよ!
僕のコンプレックスはエラがないことなんですよ(笑)
女子から小顔でいいじゃないですかって言われるんですけど、男からは男っぽくない骨格ってよく言われる。
どんなに整った顔の人でもコンプレックスってあるものですね! それについて整形を考えたことはありますか?
できれば、いっぱいしたいですよ。したいけど怖いです。
痛いんだったらやりたくない。痛くないんだったらやりたい。それがお金で換算できるんだったらやりたいと思いますよ。興味は全然あります。
でも、エラってプチじゃなくて、完全にオペじゃないですか(笑)
一重になるプチ整形があればやりたいです。かっこいい男性のイメージがあって、切れ長の目が好きなんですよね。やっぱり男性が二重になると目がクリクリして可愛くなっちゃうから。
二重を一重にすることはできないんですよねえ、皮肉なものです。では、ズバリお伺いしますが、美容整形する女の子についてどう思いますか?
全然いいでしょ!
付き合っている人が整形したいと言ったらどうでしょうか。
綺麗になりたいって誰しもが持っている気持ちだと思うので、そこまで突き詰めるにも相当悩んで決断していると思うから否定する理由はないでしょ。
黙って整形手術をしてしまったら、残念に思いませんか?
全然いいんじゃん? だって、分かるでしょ(笑)
痛かった? とかいくらかかったの? っていう会話も楽しいでしょ。そういうところ、俺は気にしないし、決めるのは本人だしね!
前向きな気持ちになれるんだったらアリだと思いますね。楽しくないと意味がない。
「楽しくないと意味がない」って、とても栄二郎さんらしい言葉ですね。先の話に出てきた、「外見に拘らなくなった」というのも含めて、どこか達観した余裕を感じます。
それもありますね、絶対(笑)
やっぱり女子もそうでしょ? すっぴんでいる時の方が、話し方も身内と話しているぐらいの口調になっていると思うし。
でも、ちょっとメイクしているだけで、ハスに構える自分がいたりして。メイクしているってことは単純に鎧を着ているってことじゃないですか。
いつでも臨戦態勢で気張ってる感じ。別に戦いに出るわけじゃ無いですから鎧は着なくてもいいかなって(笑)
メイクに拘りなくなったのは、いい意味開き直りだし、曝け出しているってことで、お客さんからも素直なレスポンスがくる。
内面が磨かれると外見に拘らなくていいようになるのではないでしょうか。
そこまで考えていなくて、単純に疲れたっていう(笑)
いつか栄二郎さんのように、肩の力を抜いた生き方をしたいです。
では最後に、活動再開して間もないですが、今後どんなビジョンを持っていますか?
正直先の事はあんま考えてないですね。とにかく楽しくバンドをやるというスタンスをいつまで貫けるかですかね(笑)
ありがとうございました!
色々深い話を織り交ぜながら、美容について語ってくれた栄二郎さん。
外見に拘ることが全てではないけれど、整形で美しくなることも否定はしないと言った彼の根底には、「楽しくないと意味がない」という言葉があるように思いました。
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