仕事が順調な人ほど、恋愛や友人関係、家族のこと、やることがたくさんありすぎて、何もかも中途半端……そんな悩みを抱えがちなもの。
そんな悩みを抱えるビジネスパーソンに宛てた福音書ともいえる本が刊行されました。
フェイスブック創業メンバーで、3人の子どもの親でもあるランディ・ザッカーバーグの新刊「ピック・スリー 完璧なアンバランスのすすめ」です。
超多忙な生活の中、自分らしく充実した毎日を送るための方法とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
自分にとって大切なものを、毎日3つ選ぶだけ
「ピックスリー」のルールをご紹介します。
まず、自分の人生において大切なカテゴリーを5つ選びます。
「仕事」「家族」「友人」「睡眠」「趣味」「勉強」などでしょうか。
そして、毎日その中から3つ選びます。
その日1日はピックした3つのことだけに専念します。
あらかじめカテゴライズした全ての項目をこなそうとするのは、どうしても無理が生じてしまいます。
1日の中でバランスを取るのではなく、1週間、もしくは1ヶ月単位でバランスを取るようにすればいいのです。
もちろん、何が起きるか分からない毎日。
計画通りの3つに注力できるとは限りません。
そんな時は、翌日に時間を作るだとかして、バランスを保つようにしましょう。
「やれないこと」を受け入れると「やれること」が増えてくる
ランディは著書の中で、
「やる」と決めたことができない時、私たちは自分たちを責めたり卑下しがちになる。
でもピックスリーを信条にすれば、そうした気持ちと無縁でいられる。
と述べています。
ピックスリーを実行することで、自分の人生に何が不足しているかを可視化でき、タスクのやりくりが上手くできるようになるでしょう。
時間が上手く使えるようになれば、「今日も何もできなかった……」なんて気持ちにはならないはずです。
限られた時間の中で何ができて、何ができないのかを把握・管理し、豊かな人生を手に入れましょう。