日々Twitterのニュースやワイドショーで感染者数が発表され、増加していくコロナ感染者。
感染者数増加に伴って、いろんな情報が飛び交うようになり、マスクやトイレットペーパーなどの買い占めが起きています。
次から次にイベント中止が発表され、学校は休講に……
そんな現状に疲れている人も多いのではないでしょうか。
それが、「コロナ疲れ」や「コロナ鬱」と呼ばれるものです。
この「コロナ疲れ」にはどう対処すればいいのでしょうか。
臨床心理士が教える対処法3つ
情報への向き合い方を見直してみる
ニュースを見てしんどくなるなら、いっそ見るのをやめましょう。
感染者の増加数を知る必要がありますか?
よく考えたら、ありませんよね?
今のところ、不足が懸念される物資はありません。
それどころか、暖冬のため野菜が安くなったり、牛乳が余ったりしているほど……
一方で、ニュース番組がコロナの有効な情報を教えてくれたでしょうか?
そんなはずはありません。
なぜなら、専門家ですら現在新型コロナウイルスについては研究中だからです。
ですから、私たちがそんなに積極的になって情報を集める必要はありません。
自分の日常生活を守る
イベントが中止になって、娯楽が強制的に失われていますが、できるだけ日常生活を守りましょう。
過度に心配をして外食を取りやめたり、外出を控えすぎたりすることはありません。
心身の健康が保てる程度は、自分の日常生活を送ることが大切です。
ストレスへの対処法の成功体験を積み重ねる
ストレスを自分なりに緩和できた体験で、気分の落ち込みを防ぐことができます。
ストレスへの対処法はなんでも大丈夫。
「音楽を聴く」でも「本を読む」でも、「友達とLINEをする」でも。
できるだけお手軽な方法だと、ストレスを感じた時にすぐに気分を変えられるのでオススメです。
「コロナ鬱」から自分を守ろう
現在、新型コロナウイルスのピークは4〜5月と言われています。
これからも感染者は増え続けるということ。
ただ、夏頃にはワクチンが完成するとも言われており、現在でも既存の薬で効果があるものが次々に発見されています。
また、重篤化する患者の傾向や、母子感染の可能性は限りなく低いなど、新型コロナウイルスについてもどんどん分かることが増えてきました。
新型コロナウイルスの流行によって、手洗いうがいをする人が増えたことで、今年のインフルエンザ患者は激減というのは面白い話です。
毎年のインフルエンザ感染者数よりもずっと少ない新型コロナ感染者数。
冷静さを失わず、新型コロナを乗り切りましょう。