新型コロナ流行に伴い、連日ニュースやワイドショーでは新型コロナウイルスの最新情報が報道されています。
ニュースをなんとなく見ている中で、初めて聞く言葉、意外に多くないですか?
「エピデミック」や「クラスター」という言葉、私は今まで聞いたことがありませんでした。
そこで今回は、新型コロナウイルスのニュースでよく聞くワードについて、調べてみました!
感染に関するワード
エピデミック
一定の地域内で、感染症などの罹患が通常の期待値を超えて急増する状況のこと。
エピデミックが世界各地で同時に発生した状態を「パンデミック」と呼びます。
パンデミック
ある一つの病気が、世界の複数の地域で同時に大流行すること。
「感染爆発」とも。
クラスター
英語で「集団」という意味。
新型コロナのニュースでは、集団感染が起こった場所を指しています。
この「クラスター」を増やさないために、イベント自粛や休校の措置が取られました。
日本の感染者数は?
3月17日現在、日本の感染者数は829人です。
一時は世界でも感染者数が一番多かった日本ですが、今はアメリカやヨーロッパの方が感染者数が上回っています。
日本は感染者数をごまかしている?
日本では、現在軽症の場合は自宅療養を勧めています。
渡航歴があったり、高熱が一定期間以上続く場合のみ新型コロナウイルスに感染しているか検査を受けることができます。
つまり、軽症の人は検査自体を受けられていないので、実際の感染者数は分からないということ。
一部では、これを「感染者数の隠蔽だ」とバッシングする人もいます。
けれど、これは医療現場を崩壊させないための有効な手段なのです。
韓国では多くの人の検査を行った結果、病床が足りなくなる医療崩壊が起きています。
新型コロナウイルスを正しく知ることが大切!
現在、中国や日本では新型コロナウイルスの流行は終息に向かっています。
休校も解除され、少しずつ日常を取り戻していくのでしょうか。
しかし、4月のコンサートや演劇が引き続き公演中止になっていたり、毎日新しい感染者が出たりすることも事実。
また、新型コロナウイルスは通常のコロナウイルス(風邪菌)と違い、高い気温にも耐性があるため、完全な終息は年末になるとも言われています。
引き続き、職場や家に「ウイルスを持ち込まない」ことを徹底し、手洗いうがいをこまめにするようにしましょう。
また、基礎疾患がある人は重篤化しやすいため、外出を控えるなど自衛が大切です。