とうとう妊娠8ヶ月になり、我が子に会えるまであと数ヶ月に迫ってきました。
早く会いたい、と思う気持ちと同時に、「本当に自分に子育てができるだろうか……」という不安が日に日に大きくなっています。
私の母親はかなりハイスペな人で、私にいろんなことを教えてくれました。
でも、残念ながら私は母のようにはなれず……
私が子に教えてあげられることがないように思えるのです。
我が母のスペック
まずは私の母のスペックを紹介したいと思います。
母は教育ママではなく、自分が勉強することがとにかく好きな人でした。
私が知っているだけでも、
- 管理栄養士
- 建築士
- インテリアコーディネーター
- 書道師範
の資格を有しています。
簡単に取れる民間資格は、おそらく数えきれない量を所有しています。
加えて、幼少期から今も現役でピアノを習っています。
仕事をしながらなのでゆっくりとしたペースとはいえ、かなりの腕前。
私のピアノの腕前が母に並べたのは、中学生の終わり頃だったでしょうか……
不安に思っていること
字を教えてあげられるだろうか
私も一応書道と硬筆の段持ちなのですが、それは母の熱心な指導があったからこそ。
私は母の先生でもある、地元で有名な先生について書道を習っていました。でも、やはり家での反復練習が何より大切だったと思います。
長期休みの時は毎日母に手を持ってもらって練習していたので、なんとか有段者になれたと思います。(当時は泣きながら書道をしていました)
これを私ができるかというと、できません……
所詮私は段持ち。
師範免許のある母とは、その腕前は雲泥の差ですし、書道を教える知識がありません。
夏休みの自由研究の手助けができるか
母は頭がいい人で、毎年の自由研究をあれやこれやアイデアを出してくれたり、「こういうことがしたい」と相談すると的確なアドバイスをくれました。
一方私はお勉強は全くダメ……
子どもに何か相談されたところで、アドバイスしてあげられる自信がありません。
どうしよう、という気持ちでいっぱいです
美術の手伝いができない
母は学生時代美術大学を目指していたこともあり、絵画にも精通しています。
そのため、私に色々な技術を教えてくれ、時には実践して見せてくれました。
私はというと、趣味で大人の塗り絵をするくらい。絵心も全くありません。これは参った……
好きなものがない
私の家には建築雑誌が山のようにあって、母がそれを読む横で私も間取り図を眺めていました。
今私がインテリア好き(今はどちらかというと収納が好きですが)なのは、この影響が大きいと思います。
こういう好きなことが、私にはありません。
子どもに影響を与えられるほど、自分が熱心に取り組めるものがあったらよかったなあと思います。
逆にできることを探してみた
できないことばかり並べても仕方ないので、これなら自分にもできそう! ということも見つけてみました。
リトミックくらいならできる
ピアノを教えたり、簡単なリトミックをしたりはできます。
たとえ本人がピアノを習わなくても、保育園で歌い聞かせる程度の童謡であれば、お家で聞かせてあげることもできます。
泳ぎを教えてあげられる
大会に出場していたくらいには得意な水泳。
基礎くらいなら教えられます。
それから、水の怖さも教えられると思います。(きちんと水泳を習っていない人ほど、水難事故に対する意識が低いといつも感じています)
親になるプレッシャーは凄まじい
できることを探してみましたが、やっぱり少なかったです……
子どもの一生を背負うと思うと、親になるプレッシャーは凄まじいです。
子育てに正しいも間違いもないのでしょうが、「正しい子育てがしたい」「高学歴でいいところに勤めてほしい」「一度も挫折することなく幸せになってほしい」とか、欲張りに願ってしまいます。
生まれてみると、案外肩の力を抜けるのかもしれませんね。