夏本番が近付き、いよいよスイカが旬の季節になってきましたね。
スイカは甘くて水分ばかりと思っていたら大間違い!
実は驚くべき美容成分が含まれるスーパーフルーツなのです。
綺麗になれる、スイカの4つの成分
リコピン
トマトに含まれることで有名なリコピン。
強力な抗酸化作用でアンチエイジングに効果的なことが知られていますが、スイカにはトマトの1.4倍のリコピンが含まれているんです。
また、リコピンには体脂肪燃焼効果もあることが、京都大学の動物実験で明らかになっています。
紫外線の強い夏の日差しを浴びると体内に活性酸素が発生しやすくなり、疲れやすくなるだけでなくシミなどの原因にもなりますが、スイカを積極的に食べることで、活性酸素から体を守ることができます。
ちなみに、黄色いスイカには「リコピン」はほとんど含まれていないので、赤いスイカを選びましょう!
β-カロテン
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され新陳代謝を促し、肌の老化を予防するので、アンチエイジングに効果絶大。
ニンジンなどに代表される”緑黄色野菜”の条件は、100g中にβ-カロチンを600μg以上含有することですが、スイカに含まれるβ-カロチンの量は、200gあたり1660μg。
ガン予防にも効果的な成分です。
カリウム
スイカにはカリウムも多く含まれています。
カリウムは、筋肉や神経の働きを正常に保つとても大切なミネラルで、体内の水分量を保つためにも働きます。むくみや熱中症、夏バテ防止などに効果があります。
シトルリン
女性と切っても切り離せない悩みといえば、むくみ。
スイカに多く含まれるシトルリンには、血流を改善する効果があり、スイカを食べると手足のむくみの改善が期待できます。
シトルリンは、他の果実にはほとんど含まれない成分で、唯一摂りやすいのがスイカです。
皮まで食べて綺麗になろう!
シトルリンは、実は赤い果肉よりも「皮」に多く含まれています。
その含量は約2倍! 皮は捨てないでお料理に使うのがオススメです。薄切りにして炒めたり、煮たり、固い薄皮を取り除いて白い皮の部分を漬け物にしてもおいしく食べることができます。
品種改良も進み、最近のスイカは本当に甘くておいしいですよね。
夏の肌あれ、夏バテの予防に、今が旬の「スイカ」を意識して取り入れましょう