ぜっかく綺麗に髪の毛を巻いたのに、目的到着した時にはもう皆無。
テンション下がりまくります。
なぜ、巻いた髪の毛が取れるのか。
巻き髪がとれてしまう原因
髪の水分量が多い
髪の水分量が多い状態で巻き髪をしても、カールが上手くつかず、ついてもすぐに取れてしまいます。
髪の水分量が多い状態とは、例えば梅雨の日や、シャンプー後のブロー不足の状態、そして水分量の多いスタイリング剤をつけてから巻く時など。
また、髪に水分が多い状態でコテやアイロンを使うと、熱ダメージを受けやすく、髪のぱさつきや枝毛の原因になってしまいます。
カールしたあとすぐに髪をいじる
巻き髪のカールは、熱が冷める時に癖がつきます。
巻き髪を作ってから、すぐにカールをほぐすのはNG。
一般の方の巻き髪を作る動画を見ていると、コテを外したあとすぐにカールをほぐす方がいますが、仕上がりは綺麗にカールできていても、時間が経つとすぐにカールがとれてしまいます。
一度にたくさんの髪を巻く
時間がないときは特に、コテやアイロンにたくさん髪を挟めがち。
一度に巻く毛量を多くすれば、ゆるっと大きなカールができる、というのは間違いです。
むしろ、毛量が多いとカールがつきにくく、仕上がりにムラができやすくなるのです。
時短になるからといって一度にたくさん巻くのはやめましょう。
カールする時間が短すぎる
髪のダメージを恐れて、数秒しかコテで巻かないのも、巻き髪のカールがとれやすい原因の一つです。
巻き髪キープの適温は、160度〜180度程度。短時間で巻きたいから高温に設定して、数秒しかコテで巻かない、というのはNGです。
適温で10秒ほど巻くのが正解。
巻き髪をキープさせるには
髪をしっかり乾かす
巻き髪をセットする前に、寝癖など気になる部分はブローでリセットしましょう。
また、セット前にシャンプーをした場合もブローでしっかりと水分を乾かします。
ブローは根元の髪に指を通して、根元から温風を当ててください。
温風と冷風を交互に当てると、ふんわりとした仕上がりになります。水分が残っている状態だと、巻き髪がキープしにくいので、しっかりと乾かしてくださいね。
ドライヤーの温度対策に、ブロー前にアウトバストリートメントを馴染ませると、髪が傷みにくくなります。
巻き髪専用のスタイリング剤を使う
プロのスタイリストさんは、巻き髪をセットする前のスタイリング剤を重視しています。
しっかりぱきっとカールさせたい場合は、ハードスプレーを軽く全体に吹きかけてから巻くのがオススメです。
ふんわり仕上げには、巻き髪専用のスタイリング剤を馴染ませてから、巻き髪をセットします。
注意点は、スタイリング剤をつけすぎないこと。
特にミストやムースなどは水分量が多いので、水分の影響で巻き髪のカールがとれやすくなるので、適量を守ってくださいね。
一度に巻く毛束は少なめに、コテをあてる時間は10秒
ムラなくしっかりとカールをつけるために、一度に巻く毛束の量は少なめにしましょう。
コテは細いほどカールがつきやすいので、カールキープしにくい場合は細いコテを使うのがおすすめです。
巻いたら冷めるまでいじらない
髪にカールの癖がつくのは、熱が冷める時です。
コテで巻いた後はカールをいじらず、髪が長い場合は手のひらにカールした毛を置いて冷ますと、綺麗なカールがしっかりつきます。
ほぐすのは全体を仕上げ、熱が冷めてからにしましょう。
全体を巻いたら冷風でブロー
時間がなくて熱が冷めるのが待てない、というときの裏技が冷風ブロー。
全体を冷風でブローして素早く熱を冷まします。
ブローする時も髪はできるだけいじらないようにして、カールが固まるのを待ちましょう!
ワックス、スプレーで仕上げ
仕上げに、巻き髪キープ効果のある専用のスプレーやワックスを馴染ませて終了です。
スプレーもワックスも、どちらも髪の内側にまでしっかりと馴染ませてください。
カールがとれると思って、あまり手で馴染ませられないと思うかもしれませんが、カールは冷める時点でしっかりとつくので、その後にスタイリングで少し手を加えるくらいならカールはとれません。
まとめ
ポイントとしては、まず髪の毛を乾燥させる!次に巻いた後さめるまで触らない!
これを守って快適な真夏生活を送りましょう!