鼻のヒアルロン酸知ってますよね!
ヒアルロン酸を入れて鼻筋を通す、整形に興味がない人でも知っているくらい有名なプチ整形です。
利点は手軽なこと。
注射するだけですぐ鼻が高くなり、ダウンタイムもほとんどなし。
まさに手軽。
でも不利点は吸収されてなくなっちゃうこと。
高さをずっと保っていくことができないのが弱点です。
でも、聞いたことあるかもしれません。
吸収されちゃうはずなのに、鼻の根元が太くなっちゃったままの人がいるのって本当なのでしょうか?!
ヒアルロン酸で「アバター化」!?
ヒアルロン酸で鼻の根元を無理に高くしようとすると、横にヒアルロン酸が流れて太くなった感じが出てしまう場合があります。
それを繰り返しているうちに、太さがそのまま残っている人がいるのも事実。
太く、変に高さを感じる。
これをアバターなどと呼ぶ人たちがいるわけです……
(昔は「象印」と呼んでた人もいるそうです ポットのようだ、ということで!)
なぜ太いままに?! 秘密を探る
消えてしまう、吸収されるはずなのに形が残ってしまう?! どういうことでしょうか?
これは鼻の根元の中に繊維、肉芽が増えた、いわば傷跡のような状態になってしまっていると予想できます。
傷跡が盛り上がって残るケロイド、という言葉を聞いたことがある人も多いはず。
傷に傷を重ねるとケロイドっぽくなりやすいので、そこも原因かもしれません。
あとはヒアルロン酸で押し広げられたスペース(横への広がり)を埋めるようにヒアルロン酸の周りに繊維ができて、しこりのように残ってしまっていることも原因になりうるかと。
今までの話から、アバター化しないための対策としては
・固い種類のヒアルロン酸を用いて流れにくいようにする
・無理に多く入れないようにする
・短期間で繰り返さないようにする
といったことを気を付けていくこと。
高く、少しでも高く、と欲を出すのは禁物、そこを実現するには他の手術の方が安全と言えるようです。
アバター化からの脱出、治すことは可能?
アバター状態を治す場合、ヒアルロン酸を溶かす薬を注射するのがまず最初でしょうけれど、必ずしも改善するともいえません。
ヒアルロン酸がずれてきているだけならば、これで改善するのですが……
場合によってはケロイド治療のようにステロイドの注射を行うこともあるといいます。
治したいと思ったときには状態にもよるので、専門の医師にしっかりと診てもらうことが大事ですね。