妊娠・出産・子育て

出産してきました。【前編】

もうすでに会陰縫合の痛みに悶えるばかりで、陣痛と出産の辛さの実感が遠のきつつあります。
出産からまだ3時間半です。
こうして、母親は痛みを忘れ第二子を出産できるんだなあとしみじみ思っています。

そんな風に忘れてしまう前に、出産当日のことを細かに書き記すことにしました。
出産なんて誰でもできるなんて、嘘です。
本当に苦しくて辛かった。
覚悟は必要です。
でも、死にそうになりながら産んだ我が子は特別な存在でした。

「内診グリグリ」という名の「卵膜剥離」

出産予定日を超過してもお産の気配がない場合、主に処置されるこの「内診グリグリ」。
お医者様が子宮に指を2本突っ込んで子宮口を無理矢理開くというもの。

痛いです。直後から出血します。(おしるしとは違います)
この処置をしてもらったときは、「こんなの来週の検診でもされたら死んじゃう!」と思っていたのですが、この後の痛みに比べれば、全然痛くありませんでした。

ところで、私は予定日超過しての出産ではありません。
38w6dで出産に至りました。
38w5dの検診日に「内診グリグリ」をされ、そのまま陣痛につながり…出産に至ったわけです!

先生も、内診グリグリをして次の検診まではもたない自信があったのでしょう。
次回予約がおざなりでした。

どうして先生は予定日まで日にちがあるのに内診グリグリしてくれたんだろう?と不思議なのですが、けっこう強めの希望として「早く産みたい」「小さく産みたい」「痛みが少ない方法で産みたい」と伝えていたんです。
口頭でもですし、助産師さんにお渡しするバースプランにも同じ旨を書きました。
それを最大限汲んでくれたのではないかと思います。

病院帰りに外食、帰ってすぐ家事

検診日は外食と決めているので、この日も病院帰りにパスタ屋さんへ。
帰宅後、すぐに祖父母と自分たちの夕飯を作り(とは言っても祖母が1品作ってくれていた)、先に日課のウォーキングへ。

でも、内診グリグリからずっと不規則な下腹部痛があったので、1時間の短いコースでした。

帰宅後クリームシチューを食べて、お風呂掃除をしたあと、この日は私の部屋のカーテンを選ぶ約束をしていたので夫とzoom。
「生まれそう」と言うも、「最近その言葉聞きすぎてオオカミ少年みたいなんだよな」という有難いお言葉をいただきます。

約1時間のzoom会議を終え、入浴。

この時の陣痛の間隔は15分〜30分。
痛みも「少し重い生理痛」くらいだったので、この日の出産はないな、と思っていました。

事態が変わった午前3時

2時頃から10分間隔にはなっていたものの、痛みが小さいので気にすることないだろうと思っていたのですが、3時頃から5分間隔に。
痛みは強くありませんが、不安になったので病院に連絡。
すると、「恐らくこのまま入院になるからすぐ来て。あと、朝食も持ってきてね」というお返事。
母を叩き起して、車で病院に向かいました。

この時の痛みは、陣痛が来ると体がツーンと伸びてしまう感じ。だいぶ重い生理痛です。

NSTで測定後、早朝5時入院

NSTでお腹の張りを1時間ほど測定したところ、5分ごとに張っているので入院決定。
この時点で子宮口は指1本しか開いてないし、陣痛の痛みが強くなっていないので、だいぶ長丁場になると遠回しに言われました。

ところが、入院グッズをもって陣痛室に入る時には痛みはかなり強めに。
とは言っても、これから襲いくる痛みからすれば全く痛みではありませんでした。

パジャマに着替え、ベッドに横になります。
ここで母は一旦帰宅。
そして、その間に一気に強まる陣痛。
7:30の時点で、夫に「死にそう」「産まれるまで連絡できないかも」とLINEをしています。
その後夫とビデオ通話しているのですが、全く記憶がありません。

そして、9:10に診察に呼び出され通話は終了。
夫は仕事に。

そして、この後の診察で破水していたことが判明
「気づかなかった?」と聞かれたんですが、内診後の出血だと思ったんですよね。
気づかず。

診察後まさかの嘔吐

診察から帰ってすぐのこと。
突然の嘔吐
少し気持ち悪いな、と感じる瞬間が前日の夜にもあったのですが、まったく予兆なく戻しました。
「お産が急に進むと吐く人もいるから、気落ちしないで」と励まされ、ベッドを整えてもらいます。
因みに、母も出産時に嘔吐してるんですよね。
血筋かな?

この後、時間を作っては夫がテレビ電話してくれてるのですが、陣痛がない時は意識を失い、陣痛中は叫んでいるだけなので、とにかくうるさかったと思います。
文句一つ言わず、繁忙期にも拘わらず殆どの時間テレビ電話してくれたことに感謝です。

11:00 2度目の嘔吐と、迷子になる我が子

11:00過ぎに2度目の嘔吐。
この時の状態としては、子宮口もまだ開いていないし、何より子どもが逆旋回をしているからまだまだ出産には至らない……
陣痛が来る度に、枕やベッドマット、髪、ベッドの柵、とにかく何でも握りしめて獣のような声を上げていました。
「みみすけ、早く出ておいで」と何度も話しかけながら、とにかく数十秒のピークを越えることだけに集中しました。
この時にはもう陣痛アプリで間隔は測れていませんし、時間感覚はありません。
食事が届くので朝昼夜が辛うじて分かるけど、それも夢か現実か分かりません。
とにかく、もう生きてるのが不思議なほどの痛みです。
腰の痛みが出ないと出産に至らないのに、私はずっと鼠径部(下腹部)の痛みだけ。これは胎児のいる場所が悪い為なんですね。
四つん這いになると子どもの逆旋回が治ると言われたんですが、四つん這いになると痛みのピークがくるのでできず……
痛みは、子宮が張っている痛み!としかいいようがありません。「そんなに内蔵膨らみません!ちぎれます!」みたいな。文字にするとキーーンという痛み。腰は生理痛のとーーーっても重い版。もう、横になっていられないんです。
柵もって起き上がって、「あああああ」「痛い~~」と叫ぶ。
目をかっぴらいて、息を吐くことに集中するのですが、鬼の形相だったと思います。

17:30頃、ようやく医師の内診へ、そして人口破膜

助産師さんに「いつになったら」「このままだとどこまで耐えるんですか」と、来てくれる度に訊ねる私…何度かNSTをするんですが、痛くて暴れるのでやり直したり諦めたり……いやもうとても迷惑な妊婦だったと思います。

17:30に来てくれた助産師さんに「待ってた内診だよ」と言われ、安堵の涙。
医師の内診へ行く時はもう支えなしでは歩けません。
母と助産師さんに支えられて内診台へ。
そこで、「子宮口は一気に開いてるね」という嬉しい言葉からの「破水してるけど、完璧な破水じゃない。今から破水させます」宣言。
「力抜いててね」と言われるが否や、激痛の処置。器具を入れたのか指なのか分かりません。何かが入ってました。
「痛いーーーー!!!!」「やめてーーー!!!」「もう無理ーーー」と声の限りに叫びました。
そして、とうとう破水。
水が溢れだしました。

待ちに待った「分娩台に行けるよ」の言葉!

内診台から降りたものの、激痛でしゃがみこむ…「ここ床だから汚いよ、頑張れ」の言葉に何とか立ち上がるものの、下着を着ける前なので床は破水の水でびしゃびしゃ…本当にすみません……

部屋に戻り、分娩室へ持っていく荷物を母と助産師さんがまとめてくれている間も、獣のような声を上げて「痛いーーー」と絶叫。
もう、絶叫しないという選択肢はないんですよ。

いよいよ分娩室へ

後半では、分娩室に入ってから出産までを引き続き書いていきたいと思います。

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