そろそろ家賃払い続けるの、もったいないですよね?
30代になると、貯金もたまり仕事も安定してきて自分の家を買うのもありなのでは?
そこで今回は、大切な住宅ローンについて調べてみました!
まず住宅ローンの基本から!
住宅ローンには「事前審査」と「本審査」の二段階あります。
ひとつ目は、自分が欲しい物件の価格や工事請負金額がある程度決まったときに、銀行などの金融機関がおこなう「事前審査」。
そして、その事前審査終了後、信用保証会社等がおこなう「本審査」があります。
まず、突破すべきは銀行による「事前審査」になりますが、このときに「申込者の収入、財産状況でその物件を購入できるのか」。
また、「銀行から住宅ローンの融資を受けることが可能なのか」「どのようなペースだったら、返済が可能なのか」など、申込者の返済能力と信用力、そして返済プランなどを確認されます。
事前審査に必要なのは、自分の収入状況を証明できる書類(源泉徴収票や確定申告書、決算書など)や印鑑、健康保険証や運転免許証です。
また、もしも自動車ローンなど別の債務を抱えている場合は、その債務額がわかる書類が必要になります。
銀行によっては事前審査で物件の書類の提出を求められる場合があります。
それら資料を元に、銀行側は「完済時の年齢」や年収に占める住宅ローン返済の割合を示す「返済負担率」、現在の会社の「勤続年数」や「年収」、自分が欲しい物件の「担保評価額」、申込者の「健康状態」などを確認します。これらの審査には、だいたい3日前後ぐらいかかると考えておくとよいでしょう。
その審査に通った後、ようやく信用会社による「本審査」がおこなわれ、こちらも同じように、申込者の返済能力と信用力を調査されます。
そして審査に通れば、いよいよ「本契約」になります!
何回も審査に出しちゃダメ!
実は銀行によって審査基準が違います。
心配だったり、試しに通るかお試しで審査に出すことで、審査に出したという履歴がつきます。
すると、次に別の銀行へローンを申し込むときに、『あ、この人は別の銀行で審査に落ちたから来たのだろう』と思われてしまします。
自分の金融履歴に不安がある人は、個人信用情報を取り寄せてみよう!
「自分の履歴を知りたいという人は、自分の個人信用情報を取り寄せて確認してみるのが一番です。
日本にはCIC、KSC、JICCという個人信用情報センターが3つあります。
できれば全部取り寄せて、自分の過去の履歴をチェックしてみてはいかがでしょうか。
自分の履歴に自信がある人でも、意外と『携帯電話代の支払いに遅延があった』『レンタルDVDの返済を忘れていた』なんて細かい傷があったりするので、よくよく確認することをおすすめです!
審査に有利になるもの
- 公務員、または正社員である
- 完済時の年齢が80歳未満である
- ローンの返済負担率が35%未満である
- 勤続年数が3年以上である
- 年収が400万円以上である
- クレジットカードの返済に遅れたことはない
- 携帯電話の支払いに遅れたことはない
- 自己破産などの経験はない
- 住宅ローン以外の借り入れはない
- 過去に大きな病気をしたことはない
もし審査に落ちても次に繋げよう!
「そんなことありません。しかるべき対処策を取ればローンを通すことは可能です。
審査に落ちてしまった時、まずやるべきは『審査に落ちた理由』を考えること。
だいたいの人は、『自分はなにも問題がないはずだ』と思って審査を出しているんですが、意外と自分が知らないところでなにかしら問題を起こしているケースも多いんです。
本人はなにも問題がないと思っていたけれども、よくよく思い出してみると『公共料金の支払いを遅延したことがある』『DVDの返却をしそびれたことがある』など、細かいミスをしていたなんてこともあります。
1個なにかあったら、だいたい10個ぐらいはなにか履歴に傷をつけている可能性があると考えたほうがいいかと思います」
なお、銀行や保証会社が住宅ローンの審査をおこなうとき、その申込者の「個人信用情報」をチェックします。
この個人信用情報とは、銀行や貸金業者、クレジットカード会社などが共有している個人の経済履歴のこと。
落ちた理由を知りたいときは、自分の個人信用情報を取り寄せて確認するのが一番の早道なのだとか。
まとめ
一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?
実際に家賃くらいのお金で家を買えるなんて夢のような話です。
筆者も真剣に考えてみようと思ってます。