寝苦しい夏が近づいてきました。
ただでさえ現代人は睡眠に問題を抱えていると言うのに、また格段に睡眠の質が落ちてしまう時期ですね。
そこで今回は、「正しい睡眠のとり方」をご紹介します。
理想の睡眠時間は人それぞれ
睡眠時間は7~8時間がいいと言われていますが、実は体質によってはこの限りではありません。
人によって、起きている間に最適なパフォーマンスを発揮するための睡眠時間は違います。
4時間で大丈夫な人もいれば、10時間眠らないとダメな人もいます。
自分がいちばんすっきりと起きられて、一日元気よく活動できる睡眠時間をよく知っておくことが大切なのです。
眠れない夜はどうすればいい?
ひどく疲れている時に限って、なぜか眠れないもの……
布団に入ったけど目が冴えてしまって寝れない、なぜか寝心地が良くなくて寝れない……そんなときは無理に寝ようとするのではなく、あえて起きてみるのもひとつの方法です。
まだ寝るタイミングじゃないのだと開き直ってベッドを出てしまいましょう。
ホットミルクを飲んだり、音楽を聴いたり、暗い灯りの中でできることをしてぼーっとするのがおすすめ。
ただし、スマホやパソコンなど、ブルーライトが発生するものは見ないようにしましょう。
大切なのは規則正しい睡眠
人間にとって睡眠は生きる上で欠かせないことです。睡眠は量より質が大切。
特に気をつけたいのが、質の良い睡眠を規則正しくとるということです。
夕方家に帰ってうたた寝、そのあと起きて食事や入浴をし次の日が休みなので夜更かし、明け方に就寝、昼前に起きてだらだらと過ごし、また夕方に昼寝……たくさん寝ているようですが、こういった細切れの睡眠は脳が休めていません。
メリハリをつけて、寝るときはしっかり寝る習慣をつけましょう。
効率が良い睡眠のポイントはお風呂?
効率よく睡眠の質を上げるには、寝る90分前に入浴して体温を上げておくことがおすすめです。
逆に言えば、入浴後90分以内には布団に入って寝るようにしましょう。
入浴で一時的に上げた体温はおよそ90分後には急激に下がりはじめます。
この急激に体温が下がるときが入眠にベストなタイミング。このタイミングで入眠するとスムーズに眠りに着くことができ、しっかりと深く眠ることができます。